熊と熊スプレーあれこれ
先日、光岳周辺に山登りへ行きましたが、その時私は子熊ちゃん2匹に遭遇しました。
万が一の時を考えて熊スプレーを持って来ていましたが、結局使うことはありませんでした。
熊は大人しくて無邪気な様子で、人に危害を加える雰囲気は全くありませんでした。
「熊スプレー」を噴射してやろうという気持ちは微塵も湧いてこなくて、むしろそれは可哀想だよなぁと思いました。
それがキッカケで熊の事を知りたいと思いました。軽くですが、防備録です。
熊について正しく理解したい
ツイッターで、熊の事を調べている方のアカウントを発見しました。
ツキノワグマの親子の暮らしを追った動画をYouTubeにアップしました。https://t.co/PR7SD7phwT#ツキノワグマ #子グマ #ダーウィンが来た!
— yoshi (@fieldnote0014) 2018年6月10日
まるで人間の親子のようで、ほのぼのとしてきます。
母熊はひたすら枝を食べています。
子供がいたずらをすると、すぐに様子を見ています。
熊に出会った時の対応
また、こんな漫画も。
人の側からについても少し...とりあえず描けそうなところを描いてみた感じです。別のクマさん。 pic.twitter.com/SfRLJ2szXH
— 帆 (@p6trf_w) 2018年3月8日
実際に熊が人を襲う事故は起こっていますが、原因は、上に紹介した漫画のように「出会い頭にびっくりしてしまう」事や、「人間の食べ物の味を知ってしまう」事に起因している事がほどんどかもしれません。
それならば、人間の方も対応を心得ておくべきだと思いました。
最終手段として熊スプレーを購入
それでも熊と和解が出来ない時…
いよいよ「熊スプレー」の出番なのだと思います。
私はAmazonでこちらを購入しました。
熊撃退スプレー 中型 ホルスター付 (全国の複数の国公立機関・地方自治体正式採用品) B-609-CS
てっきり、熊スプレーは強力であればあるほど良いものかと思っていましたが、そういう訳ではないようです。
ツキノワグマ用を購入する
熊スプレーにはヒグマ用とツキノワグマ用が存在します。
ヒグマ用は、ツキノワグマ用よりもさらに強力で、そのスプレーはツキノワグマには刺激が強すぎるそうです。
その場では有効かもしれませんが、あとからツキノワグマに恨まれて復讐される事もあるそうです。
本州にお住まいの方であれば、ツキノワグマ用を購入する必要があります。
「ヒグマ」にも使えるものは威力が強い。購入時によく確認する必要があります。
ちなみにこのスプレーは悪人にも有効らしい!
熊スプレーの使い方
上部にオレンジの安全クリップがついているので、それを外して、熊に向けて噴射。
風がある時は風向きを考える。
また、反動があるので、必ず両手で噴射するとの事・・・。
凶器であるので扱うのが慎重になります。
誤作動したら大変な事になりかねないので、ザックにしまう際も、上部に入れて丁重に扱いました。
このスプレーは2018年7月5日頃に購入しましたが、使用期限は約4年あります。
登山中は、ずっとザックのショルダー部分にくっつけて歩いてました。
熊に対して正しい知識と対応を
いいお値段のする熊スプレー、ついに購入しましたができれば実戦で使うことは避けたい。
ツキノワグマは本当は大人しくて優しい動物だと思っています。
むしろ熊のテリトリーに入る人間の方が悪なのかもしれない。
ただ、恐怖の対象として見るのではなく熊の事を正しく理解した上で、対応ができたらなぁと思います。
先日の山登りでは、熊に対してのイメージを変える良いキッカケでした。