沢登り 丹沢のマスキ嵐沢で沢デビュー
人生初の沢登りに行ってきました。
日程 |
2017年7月8日(土) |
目的地 |
丹沢 マスキ嵐沢 |
目的 |
初めての沢登り |
天気 |
晴れ |
メンバー |
3人 |
国土地理院地図より
人生初の沢登り
憧れの、沢登りに行ってきました。
暑い夏、最高に涼しくて、楽しい時間を過ごすことができました。
装備
沢登りってどんな装備なのか?さっぱりイメージ沸かず。
結局、考えに考えた末、上はマラソン大会の参加賞のTシャツ。下はスポーツデポで購入した千円のジャージ半ズボン。中に長袖のインナー、タイツを履きました。
全て化繊維100%です。
ヘルメット、ハーネスはクライミング用。
沢靴は、モンベルのサワーシューズ(フェルトソール)
沢靴下は、釣具屋さんで売っていた釣り師の靴下。
安環付カラビナ、スリングもとりあえず購入しましたが実際には使いませんでした。
ザックはいつも使っているモンベルチャチャパック32リットルです。
防水対策は、マスキ嵐沢は泳ぐような沢でも、ザックがひどく濡れるような沢でもないので、ビニール袋に入れました。
貴重品だけはしっかりとした防水袋に入れました。
色々と心配でしたが、遡行中も特に寒くもならず、また服も一度は濡れましたが
下山中にはすっかり乾いてしまいました。
服装にお金をかけるか悩みましたが、結果的にローコストで済ませることができてよかったです。
マスキ嵐沢に行ってきた
今回目指す山頂は「権現山」
「マスキ嵐沢」を詰めて向かいます。
登山道を歩く
最初から沢を歩くのではなく、まずは登山道を進みます。
横には沢が流れています。
いつ入るんだろう、と心待ちにしながら
気温が高く、汗だくになりながら歩きます。
いよいよ入渓
ついに「マスキ嵐沢」の看板が。
リーダーの指示でアプローチシューズ(私はトレラン靴)から沢靴に履き替えます。
ヘルメットとハーネスも装着しました。
ハーネスに120のスリングを通し、いざという時にセルフビレイを取れるよう用意しました。
そしていよいよ沢へ足を踏み入れます。
ここからは未知の世界です。
まるでアトラクションのよう
水へ入ると、次第に靴に水がしみ込んでいきます。
フェルトソールの靴を履くのは初めてです。
湿った岩の上では滑りませんでしたが、乾いた岩の上を歩くとツルツル滑りました。
行く手に第一の滝が。
リーダーの後ろ姿を見て、私も同じルートを歩きます。
少し怖いですが、それ以上に楽しい!
手に、腕に、上から水が降りかかってきます。涼しい!
それでも滑ったらかなり危険です。
無事に上まで登れると一安心。
少し大きい滝が出現しました。
リーダーが私のためにロープを出してくれます。
ロープを掴んで登るわけではありません。
滑った時に下まで落ちないようにするためのもので、あくまでも保険です。
岩を掴んで上を目指します。
なんとか無事に到着しました。
マスキ嵐沢、結構賑わいがあります。
初心者コースとのことで、人気があるそうです。
ちょっとずつ慣れてきました。
上手に登れると「ナイスクライム」と言ってくれました。
少しうれしくなりました。
山頂直下のツメがきつい
やがて水はなくなり、土の急登を登り始めます。
これがけっこうきつい。
次第にふくらはぎが痛くなってきました。
時々トゲトゲの植物や大岩に行く手を阻まれます。なんとか工夫して登り切りました。
山頂に到着
登り初めて2時間半、山頂に到着しました。
なんだかあっという間でした。もっと滝を登りたかったです。
今まで山に登って行く中で、山頂に至るまでのアプローチを楽しいと感じることはけっこうありますが、今回はナンバーワンかもしれません。
この山、一般登山道は無いようです。
登ってくる人がいたらむしろ会ってみたいです。かなりマニアックに違いないです。(笑)
下山は地図読み
下山は、登山道表記がないので地図読みしながらとなります。
踏み跡やテープがしっかりついているので迷うことはありませんでした。
帰りに川遊び
帰りに「ぶなの湯」に寄り道。
建物の前に綺麗な川が流れていました。
子連れファミリーがちらほらいます。
私たちも真似して川泳ぎです。
とっても綺麗な川!
肩まで浸かり、得意の犬かきです。
今日一番濡れました。(笑)
終わりに
ずっと憧れていた「沢登り」についに行くチャンスが訪れました。
先輩2人が、私を前後でバックアップしてくださり無事に登頂、下山することができました。私は岩登りも未経験ですが、それでも無事に下山できたのは先輩方のおかげだと思います。本当にありがたいです。
沢登りは、全身運動でした。
翌日ほんのり筋肉痛になってしまいました。
これからも登って行くためにはもう少しトレーニングしなきゃなと思います。