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週末ハイキング日記!- 山の歩き方 -

山の魅力は無限大です。

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絶品ステーキと素晴らしい雪景色〜雪の八ヶ岳・硫黄岳途中撤退〜

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八ヶ岳の硫黄岳に行ってきました。

残念ながら山頂までは行っていません。稜線の手前で撤退。

しかし、私にとっては、とても内容の濃い2日間となりました。

 

元旦に雪山デビューしてついに6回目。

山岳会の先輩方に連れていってもらいました。

 

日程:2017年3月19日(日)~20日(月・祝)

目的地:八ヶ岳 硫黄岳

宿泊:赤岳鉱泉

目的:雪山ハイキング

メンバー:4人

 

 今回の山

1日目:美濃戸口〜行者小屋〜赤岳鉱泉

2日目:赤岳鉱泉〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸口

美濃戸口から硫黄岳までの周回コースです。

 

1日目:八ヶ岳山荘9:20ー美濃戸山荘(登山口分岐)10:40ー13:30行者小屋14:20ー14:40赤岳鉱泉(CT:5:20)

2日目:7:00赤岳鉱泉ー8:20赤岩ノ頭直下8:35ー9:15赤岳鉱泉ー10:20美濃戸山荘ー11:15八ヶ岳山荘(CT:4:15)

 

美濃戸口からスタート

9:00 八ヶ岳山荘に到着。

すでに駐車場は満車でした。来た道を100m程引き返した場所に駐車。駐車場代金は一泊二日で1,000円です。

 

10:20 南沢から、行者小屋経由で赤岳鉱泉へ向かいます。

帰りは、もう一方の北沢から下山しました。

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しばらくは樹林帯を進みます。

沢沿いをずっと歩くのでアップダウンはほぼありません。

途中にアイスクライミング用のルートとの分岐がありました。ロープが張ってあるので分かりやすくはなっていますが、間違えないよう注意です。 

 

本日の行動食

三種類を混ぜた「トレイルミックス」です。

  • 素焼きアーモンド
  • 素焼きくるみ
  • りんちょこ

 

この、「りんちょこ」というのが美味しくて最近のブームです。

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えびせんべいの里」という場所で買いました。

まだ一部の地域にしかないお店ですが、えびせんの専門店で、とっても美味しいです。

 

ナルゲンボトル(0.5L)に入れています。

満杯に入れても意外と早く減ってしまいます。

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目前に雄大な景色を眺めながら

行動食でエネルギーを補給しつつ歩きます。

目前に横岳が見えてきました。

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八ヶ岳の主峰・赤岳も見えました。f:id:vivid_783:20170320224333j:plain

赤岳の右側にズームすると、文三郎尾根を登っている登山者の方々が見えました。

みんなで手を振ってみました。向こうからこっちが見えているといいのですが。

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行者小屋 に到着

13:30 テントがちらほら見えてきたと思ったら、行者小屋に到着です。

一般登山者だけでなく、クライマーの姿も多いです。

ハーネスを装備した方々が結構いらっしゃいました。

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外のベンチは混み合っていたので、中に入って休憩しました。

ホットミルク400円をいただきます。

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屋根の向こうに、岩が見えました。

山の先輩が「大同心と小同心だよ。」と教えてくれました。

その名前は聞いたことがあります。ロッククライミングのルートです。

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赤岳が終始目前に見えています。

今まで、赤岳の形がよく分からなかったのですが、今回やっと覚えられそうです。

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行者小屋から赤岳鉱泉は30分程の距離ですが、結構急な下りもありました。

 

 赤岳鉱泉に宿泊

ついに、本日の宿に到着です。一泊二日2食付きで9,000円です。

廊下は狭いです。

廊下の奥でボイラーが動いてました。私たちの部屋はボイラーのすぐ近くなので暖かかったです。

トイレに行く時にボイラーの真横を通らなければいけないのですが、通るたびに皆んな「温かい!」と言って暖をとっていました。(笑)

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今回は相部屋です。こたつを囲って布団が6枚、中心部に1枚あります。

さらにお金を出せば個室に泊まることも出来ます。

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まるで旅館かと思うくらい清潔感のある印象です。

寝るときは足をこたつに入れるみたいです。私は端っこに寝ていたので、足を入れずに寝ました。枕もふかふか、寝るのが楽しみです。

 

 

噂のアイスキャンディー

赤岳鉱泉には「アイスキャンディー」と呼ばれる人口で作られた氷壁があります。

結構前から気になっていましたが、残念ながら体験は出来ませんでした。

ライミングしている人たちの偵察です。

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アイスキャンディー。氷の色が実に綺麗です。

見ているとやっぱり羨ましいです。

 

ステーキが絶品

知り合いに赤岳鉱泉に泊まることを伝えると、「ステーキ、いいな〜。」と言っていました。

その時は知らなかったので「?」という感じだったのですが、ネットで改めて調べるとなんとおいしそうなこと。

 

その名物ステーキをいよいよ食べる時間がやって来ました。

私達は17時からの夕飯時間です。夕飯にアナウンスはありません。

10分前から登山客が食堂に並び出し、行列となりました。

すぐに番がやって来て、小屋の人が手際よく席へ案内してくれました。

 

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予想以上の大きさに驚きです。陶板焼きの肉厚牛ステーキです。

小屋の人が火をつけてくれると、途端にジュウジュウといいだします。

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一口、口に入れてみると柔らかい。

どうせ硬い肉だろうと思っていたら全く違います。予想を上回る美味しさでした。

 

付け合わせはご飯、ポトフ、サラダです。

ご飯とポトフはおかわり自由です。

ポトフは日替わりらしいですが、手が込んでいます。なんと鶏モモ肉まで入っていました。

ご飯も炊き方が上手で、食が進みます。たくさんお代わりしてしまいました。

 

いよいよ硫黄岳に出発

翌日は6:00に山小屋の朝食をいただき、6:50に硫黄岳に向けて出発です。

硫黄岳までのコースタイムは約1時間半。

途中から、先輩が「先行してもいいよ。」と言ってくれたので、少しだけ自分のペースで歩かせてもらいました。

 

雲ひとつない晴天

空は本当に良い天気です。

てっきり寒いと思って、目出し帽・ゴーグル・ニット帽を装備しましたがなんの心配もいりませんでした。日焼け対策としてそのまま装着して歩きます。

道は踏み固められており、歩きやすいです。

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所々、直登している踏み跡もありました。その道を使って私も登ります。

かなり勾配のキツい直登ルートはだいぶスタミナを消耗しました。

もしかしたら普通の道を歩いたほうが早いかもしれません。

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木の葉っぱの位置が低くなって来ました。雪がみるみる深くなってきます。

この景色、あと少しで稜線だと思うとワクワクします。

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ついに稜線が見えました。雪煙が舞っていて風が強そうです。

上から2組のパーティーが降りて来て、様子を教えてくれました。

風が強くてトレースが消えていることと、表層雪崩が起きそうだと言っていました。

 

稜線直下。怖くて撤退。

雪崩の場所を確かめようと思ったのですが、知識がないので全く分かりませんでした。

そもそも、硫黄岳に行くに当たって、「雪崩の危険」を全く考えていませんでした。

 

先ほどの2組とすれ違わなかったら、危機意識を全く持たないで平然と登っていたと思います。

 

それってけっこう怖いことかも。と気づき、自分の無知さ加減と、危機意識の低さが情けなくなってしまいました。

 

後からパーティーが何組か来て、その方々は普通に登って行きました。

山の先輩方も来たので、さっき聞いたことを話したら「雪崩は大丈夫だよ。」と言っていました。

 

危険は本当は無いのかもしれませんが、

それでも、話を聞いてしまった以上、すっかり怖くなってしまいました。

 

もう稜線に行く気分ではなくて、先輩に伝えると

「少しでも怖い時は登らないほうがいいよ。また来ればいいんだから。」

と言ってくれました。

 その言葉通り、引き返すことにしました。

 

森林限界で写真撮影

 

すぐそこに見える硫黄岳。

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横岳と、赤岳。

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赤岳ズーム。

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阿弥陀岳

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甲斐駒ケ岳仙丈ケ岳

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下山中に撮影。うっすいですが中央アルプス

スキー場のちょうど上、コルに木曽殿山荘があって、向かって左側が、私の好きな「空木岳」だと思われます。もっとくっきり撮影したかったです。

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今回の感想

今回は、硫黄岳だけ、コースタイムも行程も余裕があり、普通に山頂に登って帰ってこれると思っていました。

登る前に先輩が、稜線の風が強かったら諦めると言っていましたが、私は絶対に登る!とその時は思っていました。

まさか、途中で引き返すとは思いませんでした。

それでも、今回は私にとって勉強になったと思います。

色々なことが求められる山登り。やっぱり奥が深いなと思うと同時に難しさと、命がけの趣味であることも改めて実感しました。

雪崩について、もう少し勉強していきたいです。

 最大で時速200㎞ものスピードに!雪崩(なだれ)から身を守るために:政府広報オンライン

 

それと、小屋泊も魅力も新発見です。

いつもテント泊。テン場が無い時だけ仕方なく小屋に泊まります。

小屋のご飯も食べたことがありませんでした。

今回、初めて山小屋にお世話になりましたが、こんなに美味しいご飯を食べて、暖かい布団に寝て、とても幸せです。

これからは山小屋に泊まる目的で山に登ってみてもいいかなって思いました。

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