Wakaの週末ハイキング- 山の歩き方 -

ブログ移転しました。リンク→https://bigislandyamaguide.com/

MENU

プロフィール

 

f:id:vivid_783:20160922183913j:plain本日よりブログ開設

 私は、山登りが大好きです。

★プロフィール

ニックネーム:waka

居住地:静岡

生まれ年:1995年

性別:女

 

今までの登山歴といえば、正月に姉と伊豆の「達磨山」に登るくらいでした。

 

しかし2015年7月、人生初の富士登山を機に山の魅力に気づきました。

 

富士登山をした翌月に早速、登山靴とザックを購入しましたが、一緒に登ってくれる「山仲間」がいませんでした。

一人で登ろうとしましたが、家族が単独を絶対に許してくれず「山に登りたくて仕方ないのに登れない」状況が数ヶ月続きました。

一人で悶々としていて、せっかく登山グッズを買ったのに、これじゃいつまでも山に登れないよ・・・。と悲しくなってきたのですが、その時に母親から言われたのが「本当に登りたいと思っていたら、いつか絶対に登れる日が来る。だから慌てずに、それまで山の本とかを読んでしっかり準備しておきな。」という事です。

その言葉を受けた私は、山に登れない間はひたすら山のガイド本を読むことにしました。情報収集をして、「いつか行きたい山リスト」というのを作ってました。

 

そして、ついに私の人生が変わる出来事がやってきました。

それは会社での朝礼スピーチでした。

私が朝礼当番で、スピーチのネタとして「山が好きになったが、一緒に登る仲間がいないので、一人で山に出かけようとしたら玄関で母親に見つかって怒られた。」という話をしました。

最近行方不明の事件がニュースでよく報道されてたのでその話と絡めて、話したのだと思います。

 

そしたら、そのスピーチを聞いていた会社の人に怒られたのですが、その人が山登りをやっている人だという事を知ることが出来ました!

嘱託のジィちゃんですが、山歴が長くてアルプスを歩いていたりしていたそうです。

私は飲み会やチャンスがあるたびに、「山へ連れて行って欲しい」とお願いしました。

そして、そのお願いが叶い、会社に「(自称)ワンゲル部」が結成。

メンバーは、私とじいちゃんと、もう一人(山は全くやったことがない)の3人。

 

そして富士登山から約3ヶ月半後、ついに箱根の金時山にて、数ヶ月寝かせていた新品の登山靴&ザックデビュー。

 

で、冬場になると山岳会のハイキングセミナーの募集も見かけるようになり、参加したり、姉を無理やり山に駆り出したり、ワンゲル部の活動をしたり、ちょこちょこと山に登る機会が増えてきました。

山人-YAMADO | 山人達のねっとわーくさいと

↑1度だけこの募集にも参加したことあります。

 

そして、ハイキングセミナーをきっかけに山岳会に入会。

2016年7月2日〜3日にかけて行った、北岳登山を皮切りに、私の山登りにも拍車がかかりました。

気づけば、山仲間にも沢山恵まれ、いつの間にやら私の人生は山が中心になっていました。

本当に始めたばっかの頃は、登りたくても仲間が居ないし、ひとりぼっちでどうしようもないと思っていたのですが、母親の言う通り、いつも山の本を読んで、山に対する「気持ち」だけは育んでいたら、あれよあれよと言う間にどうにかなってしまいました。

ありがたいし、本当に良かったです。

周りに恵まれたお陰で、今では色々な山を楽しむことが出来ています。

yamanchu.hatenablog.com

 

↓私のきっかけの富士登山のお話です。

山登りのきっかけ

きっかけは、2015年の7月、初の富士登山に行ったときです。

私は運動不足を解消するためにスポーツジムに通っていました。

当時は、駅の階段を登る時も息切れ、電車の時刻に間に合わず猛ダッシュしていると、足がもつれて転倒しスマホが割れた事もありました。

そんなこんなで通い始めたスポーツジムで「富士登山プロジェクト」というイベントを開催しました。

2回練習で近くの山に登り、その後富士登山をします。

 

最初は全く興味なし

まあ近くの山に登るくらいなら…。と、練習の2回は参加しました。

山には絶対にお金をかけたくなかったので、あり合わせの服で行きました。

まず最初の山は伊豆にある達磨山でした。

この山は何回か登ったことありますが、きつそうだなぁと思いました。

集合場所に行ってみると、他の参加者に「ご近所さんを散歩するような格好ね〜。」と言われてしまいました。(笑)

登り始めるとやっぱりキツかったです。

汗ダラダラ、息も上がってしまい、ただただ苦行でした。

それでも頂上から見る景色は綺麗で、登って良かったなと感じました。

でもやっぱりそこにのめり込むほどの魅力は感じませんでした。

二度目の練習は沼津アルプスでした。

6時間の行程、登り降りを繰り返し、気づけば最後尾で汗だくになって歩いています。達磨山以上にハードでした。

あまりにも辛かったので、ハイキング終了後に、ジム仲間の一人と「やっぱり山登りは辛いね。富士登山はやめよう。」と話し合い、結論を出しました。

 

富士登山の申し込みが始まった6月

全く行く気がなかったのでスルーしていたところ、ジム仲間の色んな方々が、「富士山いこうよ!」と猛プッシュしてきました。

周りの勢いに流され、ついに私も「まあ人生で最初で最後だから行くか!」と考え直して行くことに。

 

グッズはレンタル

 山グッズを全く持っていなかったので、「そらのした」の「初めての富士登山セット 11,480円」をレンタル。

www.soranoshita.net

(ちなみに、この「そらのした」はオススメです。素晴らしいお店です!)

 

靴下、ニット、ネックウォーマー、手袋はスノボの物を使用。

登山ズボンはモンベルで最も安い物を購入しました。

 

来たる当日

初めて歩く登山道。低山とは違う、岩でごつごつした道は少しスリリングで面白かったです。

富士登山はもっと辛いかと思っていましたが、案外辛くはなく、ジムのみんなのペースはかなりゆっくりでした。

そのお陰で余裕を持って歩く事が出来ました。

練習で登った沼津アルプスの方が100倍キツかったです。笑

 

そして、沈む夕日に染まる下界の景色はとても綺麗でした。

目前に広がる雲海も、頂上から見るご来光も絶景でした。

私は海外旅行へ行った事はないですが、まるで海外旅行をしているような、異世界にいるようなそんな気分でした。

 

歩きながら、「もっとこんな景色を見てみたい!」という思いがジワジワと湧いてきました。

そして、今自分はまさに「人生の分岐点」に立っているんじゃないかと思いました。

もしここで、「山登り」の世界に踏み出したら私はどうなるんだろう?どんな人生を歩むんだろう?今日が終わって、登山グッズ一式揃えて、もし本格的に山登りを始めたらどうなるんだろう?

そんな事を考えますが、その道を選んだ先の未来が全く想像出来ません。

想像できなくて、未知過ぎて怖いけど、もしその選択をしたら私はどんな人間になるのか気になります。

今までの私はアニメが好きで、漫画やゲームが好きで、音楽が好きなインドア派でした。

一発、飛び込んでみるのも面白いかもしれない。

そして私は、富士山を登りながら、もう少し山の世界を突き詰めて見ようと決意しました。

 

人生の分岐点

もしあの時に、誘われなかったらきっと山にはハマっていませんでした。

あの時に声をかけてくれた方々には感謝しています。

人生で最初で最後だったはずの山登りが、まさかここまで続くと思いませんでした。

今となっては山は私の人生になくてはならないかけがえのないものです。

これからも、もっともっと、山と関わって行きたいです。